「子供が部活で忙しく、勉強する時間があまり取れない」とお困りの方はいらっしゃるでしょうか。
私は塾講師をしていたころ、保護者の方々から同じような相談を何度となく受けていたので、よくわかります。
そんな方にお知らせしたいのがタブレット(またはスマホ、パソコン)を使った学習方法です。
今やオンラインの勉強法はとんでもなく進化していているのです。
中学生に英語・国語・数学を教えていた経験をもとに、タブレットを使ったオンライン学習教材を解説し、徹底比較しました。
中学生向けタブレット学習おすすめ比較表
オススメの順位 通信教育の名称 | 受講料 | 内容など |
1位 スタディサプリ | 【月額】 (9教科) ベーシックコース ¥2,178 | 全国レベルの選りすぐりの講師から神授業が受けられる 授業のわかりやすさNo.1 14日間無料体験可能、14日以内に利用停止すれば料金は一切不要 専用端末は必要なし。タブレット、スマホで視聴 保護者あてに学習進捗状況をメールで知らせてくれ、学習時間や講座ごとの正答率が見られる |
2位 Z会 | 【月額】 (中1の場合) 5教科セット ¥8,115 単科受講 ¥2,023 | 難関校対策に定評、顧客満足度も高い 資料請求をすると、体験見本がもらえる 端末はiPad、またはZ会専用タブレット 専用タブレットは19,800円+月200円(保証サービス料)、セット受講+12カ月一括払いの場合、実質無料 保護者向けに学習状況をZ会学習支援者サイトから確認できる |
3位 すらら | 【月額】 3教科セット ¥8,800 4教科セット ¥8,800 5教科セット ¥10,978 | 勉強に苦手意識がある中学生の切り札 子供と保護者向けのサポートが手厚い 他、入会金として¥7,700(5教科コース)、¥11,000円(3教科コース)が必要。 専用端末は必要なし。パソコン、タブレットで視聴 ”すららコーチ”が子供の質問に答えてくれ、保護者への連絡・サポートもある 保護者用管理画面で学習時間やクリアした単元数も確認できる |
4位 スマイルゼミ | 【月額】 (9教科) ¥7,480 | 全国公立中学校の教科書準拠、5教科+実技4教科の計9教科 定期テスト対策、内申書対策に最適、特進クラスで難関校対策も 2週間無料でお試しできる、全額返金保証 他にタブレット代¥10,978+あんしんサポートパック年額¥3,960が必要 保護者あてにスマホで学習状況が確認でき、受験情報などお役立ち情報のお知らせもある |
5位 東進オンライン | 【月額】 ¥3,762~ | 東大現役合格実績日本一の東進の実力講師陣の授業が自宅で受けられる 5教科で、実力養成講座で定期テスト90点以上を目指す 資料請求と10日間の無料体験あり 自宅のパソコン、タブレット、スマホで受講可 英検3級合格を目指す講座もあり |
中学生向けタブレット学習教材オススメ5選を解説
スタディサプリ中学講座
料金 | 2,178円〜 |
受講科目 | 5教科+実技4教科 |
難易度 | 標準 |
デバイス | 自宅のスマホ、タブレットでOK |
添削・質問サービス | なし |
資料請求・無料体験 | 14日間の無料体験期間あり |
テレビCMでもおなじみのスタディサプリですが、実は授業のわかりやすさがNo.1なのです。
というのも、スタサプで教えている先生は、業界では有名なすごい講師の集まりだからです。
実際にスタサプの先生が教えている動画がYouTubeにアップされているので、ご覧になれば納得いただけると思います。
英語の文法を本質から教えることで有名な関講師が前置詞”a”と”the”の違いを1分30秒で説明しています。
とてもわかりやすく、話に引き込まれるものがあります。
伊藤講師による中学社会、歴史の授業です。
江戸時代のはじまりについて講義していますが、レベルの高い内容がどんどん頭の中に入ってくるのがわかるでしょう。
スタサプの授業は内容によって時間は異なりますが、1回あたり5分前後のものが多く、要点が上手にまとめられているのが特徴です。
忙しい中学生がちょっとした合間でも勉強できるようになっています。
スタサプ中学講座の授業については別にくわしく書いた記事があるので、興味のある方はご覧ください。

定期テスト対策講座もあり、全国の都道府県で使われている多くの教科書に対応しています(対応していない教科書を使用している場合は、共通版の講座があります)。
受験に関しては「受験対策講座」と「過去問対策講座」があります。
「公立難関校の合格点を目指す」と明言しているので、私立難関校を目指す中学生・保護者にとっては物足りないと思います。
私立難関校や名門国立校を志望する中学生なら、あとで紹介するZ会をオススメします。
定期テスト対策、高校受験対策については、別にくわしく書いた記事があるので、そちらもお読みください。


専用端末は必要なく、自宅のスマホ、タブレットでOKです。
料金は5教科+実技4教科が受け放題、一万問解き放題で
2,178円(12カ月一括払いの場合1,815円)
です。
無料体験期間は14日間で、14日以内に利用停止手続きをすれば料金は一切不要です(なお、無料期間は申込日が1日目となります)。
スタサプ中学講座の14日間無料体験について、申込方法を画像で解説した記事があるので、参考になさってください。。

”神授業”とも評されるスタディサプリの講座はプロの目から見ても偽りはありません。
最高峰レベルの授業が月2,178円で受けられる異常なほどのコストパフォーマンスの高さがスタディサプリの大きな特徴です。
スタディサプリとZ会、東進オンライン学校、進研ゼミとをそれぞれ徹底比較した記事が別にあるので、興味のある方はご覧ください。



Z会中学生向けコース
料金 | (中1の場合) 5教科セット ¥8,115 単科受講 ¥2,023 専用タブレットは19,800円+月200円 (セット受講+12カ月一括払いの場合、実質無料) |
受講科目 | 5教科+実技4教科 |
難易度 | ハイレベル |
デバイス | iPadと対応デジタルペンシル もしくはZ会専用タブレット(デジタルペンシルつき) |
添削・質問サービス | あり |
資料請求・無料体験 | 資料請求あり |
難関校の受験対策を目的とするなら、Z会が一番です。
この記事において難関校というのは私立難関校、国立難関校、地域トップレベルの公立校のことを指します。
Z会は長年、難関校対策の通信添削、進学塾をやっており、ハイレベル校受験のノウハウがあるためです。
高い顧客満足度も大きな特徴で、イード社が実施したイード・アワード2021「通信教育顧客満足度調査」にて
- 中学生総合10年連続No.1
- 中学生タブレット5年連続No.1
を受賞しています(『Z会の通信教育、イード・アワード2021「顧客満足度調査」で最優秀賞を受賞』の記事を読む)。
受験対策の印象が強いZ会ですが、定期テスト対策や英検対策もできます。
定期テスト対策では、テスト範囲を選択するとAIがこれまでの学習を分析し、単元ごとの到達度を表示してくれます。
準備期間が取りにくい中学生でも効率的な学習を進めることができます。
英語は「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能をバランスよく伸ばし、中学3年間で英検準2級レベルの力が自然に身につくカリキュラムとなっていて、月1回外国人講師とのオンラインレッスンでスピーキング能力を伸ばします。
入試対策は、中学1年時から無理のない範囲で最新の入試問題を反映したものを出題します。
中学3年生からは志望校に向けた入試対策、難関校受験用演習もあります。
また、3年生向けに「入試特訓」の講座も別にあります。
入試特訓の講座を見る(入試特訓はタブレットではなく紙冊子を使用します)。
Z会の全国模試を1年に3回受けることもできます。
他と違い、中高一貫校の生徒用のコースもあります。
もともとZ会は通信添削からスタートしたため、添削指導もあり、苦手分野やわからないところが出ても安心できます。
端末はiPad+対応デジタルペンシルを使用するか、Z会専用タブレット(デジタルペンシルつき)を購入します。
Z会専用タブレットは19,800円+月200円(保証サービス料)ですが、セット受講+12カ月一括払いの場合、実質無料になります。
保護者向けに、学習状況をZ会学習支援者サイトから確認できます。
受講料は、5教科セットの場合(12カ月一括払いで)
- 中学1年生¥8,115
- 中学2年生¥8,965
- 中学3年生¥11,430
単科受講の場合(12カ月一括払いで)
- 中学1年生¥2,023
- 中学2年生¥2,193
- 中学3年生¥2,686
となります。
他社のようなお試し入会はありませんが、資料請求をすると、体験見本がもらえます。
Z会の資料請求については、別に申込方法をくわしく画像で解説した記事があるので、参考になさってください。

タブレット型の通信教育は、いくつもありますが、最も難関校対策ができるのはZ会です。
学習目的がズバリ難関校受験対策でしたら、Z会がイチオシになります。
Z会とスタディサプリ、スマイルゼミ、進研ゼミとをそれぞれ徹底比較した記事が別にあるので、興味のある方はご覧ください。



すらら
料金 | 3教科セット ¥8,800 4教科セット ¥8,800 5教科セット ¥10,978 入会金として¥7,700(5教科コース)、 ¥11,000円(3教科コース)が必要 |
受講科目 | 5教科 |
難易度 | やさしい |
デバイス | パソコン、タブレット(スマホは推奨環境外) |
添削・質問サービス | なし |
資料請求・無料体験 | 資料請求あり 無料体験あり |
お子さんが勉強に苦手意識がある場合でしたら、すららがオススメです。
すららは無学年方式を取り入れています。
そのため、わからないところから丁寧に学ぶことができます。
学習継続率は89.1%、と子供が飽きない学習システムが確立しています。
”すららコーチ”が子供の質問に答えてくれますが、それだけではなく保護者への連絡・サポートもあります。
また、保護者用管理画面で学習時間やクリアした単元数も確認できるようになっています。
専用端末は必要ありません。
お手持ちのパソコン、タブレットでOKですが、スマートフォンは推奨環境外となっているのでご注意ください。
受講料は毎月払いの場合、
- 3教科セット¥8,800
- 4教科セット¥8,800
- 5教科セット¥10,978
入会金が
- ¥7,700(5教科コース)
- ¥11,000(3教科コース)
になります。
すららは登録すれば無料体験ができます。
勉強に苦手意識がある中学生には、すららがオススメです。
保護者向けのサポートも最も充実しています。
ですが、「うちの子は勉強が苦手で続けられるか…」と不安な場合は無料体験で試してみるのもいいと思います。
スマイルゼミ中学生コース
料金 | ¥7,480〜 |
受講科目 | 5教科+実技4教科 |
難易度 | 標準~ハイレベルまで |
デバイス | スマイルゼミ専用タブレット |
添削・質問サービス | なし |
資料請求・無料体験 | 資料請求あり 14日間の無料体験あり |
CMでもおなじみですが、学校の授業の復習(または予習)を重視し、定期テスト対策・内申書対策をしたいのなら、最もオススメしたいのがスマイルゼミです。
理由は、教材が教科書準拠で作られていることです。
私の英語講師時代の経験からも、中学生の学習はまず教科書準拠からスタートするのが一番効率の良い方法だと確信しています。
スマイルゼミは全国の公立中学校に採用されている教科書なら、すべてカバーされていています(学校名を選択すると教科書が自動選択されるようになっています)。
そして学習できるのは9教科!
- 保健体育
- 音楽
- 美術
- 技術家庭
内申で重視される実技4教科の対策もしっかり行えるのが他にはない大きな特徴です。
授業の復習、定期テスト対策に最適なスマイルゼミですが、特進クラスもあり、難関公立・国私立対策の学習もできます。
特進クラスでは演習問題が1.5倍の量があり、希望すれば1学年上の学習をすることもできます。
スマイルゼミの公式YouTubeには特進クラスでどのように学習をしているのか、動画で見ることができます。
スマイルゼミの公式サイトでは特進クラスの合格者インタビューを読むことができます。
またYouTubeで過去の合格者インタビューを見ることができます。
保護者あてにスマホで学習状況が確認でき、受験情報やお子さんとのコミュニケーションの取り方などお役立ち情報のお知らせもあります。
受講料は9教科+模擬テストやリスニング、3年分のドリル教材すべてで 月額¥7,480です。
他にタブレット代¥10,978(あんしんサポートパック年額¥3,960)が必要です。
圧倒的なコストパフォーマンスです。
スマイルゼミは資料請求と2週間の無料お試しができます(全額返金保証)。
なお、スマイルゼミは資料請求をしても電話などで無理な勧誘をしないことを公式に表明しているので、安心して申し込みができます。

スマイルゼミ中学生コースの資料請求については、別に申込方法をくわしく画像で解説した記事があるので、参考になさってください。

中学の復習・定期テスト対策・内申を重視する方、学校の授業をこなしてから難関校対策をしたい方にはスマイルゼミがオススメです。
スマイルゼミ中学コースについては、別にくわしく書いた記事があるので、興味のある方はご覧ください。

スマイルゼミとZ会、スタディサプリ、スマイルゼミ、進研ゼミとをそれぞれ徹底比較した記事が別にあるので、興味のある方はご覧ください。



東進オンライン学校中学部
料金 | 3,762円~ |
受講科目 | 5教科 |
難易度 | 標準~ハイレベル |
デバイス | パソコン、タブレット、スマホ |
添削・質問サービス | なし |
資料請求・無料体験 | 資料請求あり 10日間の無料体験あり |
東大現役合格実績日本一の東進の実力講師陣の授業が自宅で受けられるのが東進オンライン学校です。
東進オンライン学校の特色のひとつが、標準講座+実力養成講座で、定期テスト90点以上を目指す講座です。
また、英語の授業はネイティブスピーカーの先生も交えて行うので、リスニング能力がつきやすくなっています。
実際、東進オンライン学校で学んだ生徒は全国統一中学生テストで点数が10点以上上がっています。

英検3級対策の講座もあり、一次試験のリーディング、ライティング、リスニングだけでなく、二次試験のリーディングまで対応したカリキュラムあり、英検を受験するつもりの中学生にはオススメです。
受講料は次の表のようになります。
12か月一括払い | 毎月払い |
39,336円 (月あたり3,278円) | 月3,762円 |
東進オンライン学校は資料請求と10日間の無料体験ができます。
人気実力講師の授業がオンラインだからこそできる料金体系で、受けられるのが東進オンライン学校です。
タブレット教材のメリット

最近では、タブレット学習教材のCMをよく見るようになってきました。
それでは、タブレット教材を使うことでどんなメリットがあるのでしょうか。
大きく分けて4つあると私は考えます。
1.塾より安い
メリットの一番は、塾と比較して料金がはるかに安いことがあげられます。
タブレット型学習教材はネットで、全国規模で生徒を募集するため、会場料や人件費のような経費は受講料に反映されにくいシステムになっています。
具体的に料金を比較してみましょう。
中学生の場合、塾に通うと費用はいくらくらいかかるのでしょうか。
文部科学省の「子供の学習調査」によると、年間
- 公立中学校の生徒の場合 約24万円
- 私立中学校の生徒の場合 約22万円
の支出が報告されています。
およそ毎月2万円前後、家計に負担がかかっていることがわかります。
タブレット型学習教材の場合、一番安いスタディサプリだと9教科受け放題で月2,178円〜と圧倒的に費用が違います。
最も高いものでも、すららの5教科コースが月10,978円と、塾の平均的な支出の約半額ほどにおさまってしまいます。
支出を抑えたとしても、子供にはなるべくよい教育を与えたいとお考えの方にはタブレット型学習教材をオススメします。
2.授業がわかりやすい
タブレット型学習教材は、授業が大わかりやすいのも大きな特徴です。
というのも、タブレット学習教材をあつかう運営会社にとって授業は生命線になるためトップクラスの先生が登場することがあります。
わかりやすい授業をしなければ他社に生徒を取られてしまうためです。
塾なら周辺の地域レベルが競合ですが、タブレット学習教材の場合、全国が対象となります。
なので、全国レベルで選りすぐりの先生の授業を受けられるわけです。
のちに紹介しますが、スタディサプリや東進オンライン学校ではカリスマ講師と呼ばれる先生の授業を受けられます。
説明がわかりやすいだけでなく、教科のおもしろさや奥深さまで教えてくれる先生もいます。
子供にわかりやすい授業を受けさせたいのなら、タブレット学習教材はぜひ選択肢に必ず入ります。
3.部活とも両立しやすく、通塾のスケジュール調整も必要なし
タブレット型学習教材は、忙しい中学生や時間に余裕のない保護者の負担を減らしてくれます。
塾への移動時間がまずありません。
そして実は、タブレット学習教材の授業はコンパクトにまとめられていて、授業時間が短いという特徴があります。
忙しい保護者にとって、塾への定期的な送り迎えは負担が大きいですよね。
部活やクラブチームでスポーツをしている中学生の中には、食事をゆっくりとれなかったり、睡眠時間が短めの子がいたりします。
成長期にそのような生活をすることは長い目で見て、いいとは思えません。
タブレット学習なら、その日のスケジュールに対し柔軟に対応できます。
また、通学やスポーツの移動時間など、自分のペースで勉強をすることができます。
タブレット学習教材は、時間のない中学生や保護者にとって大きな味方になるでしょう。
4.紙教材より整理・片付けが楽
タブレット学習教材は紙教材と比較して、整理・片付けが非常に簡単なことも大きな特徴です。
プリントの整理が必要ありませんし、片付けるためのファイルやスペースも不要です。
散らかしやすいタイプの子や整理が苦手なタイプの子には特にオススメです。
子供部屋の掃除を保護者がしている家庭の場合、親の負担も軽減されます。
5.AIが自動採点やレベル設定、保護者への連絡をしてくれる
タブレット学習の大きな利点に、AIによる自動採点があります。
昔の通信添削のように提出後、何日もしてから返ってくるのではなく、その場で正解・不正解が瞬時に出ます。
そして、正解率の発表はもちろんのこと、自分に合ったレベルに設定されたり、目標点に何が足りないかを提示してくれたり、と今どきのタブレット学習は痒い所に手が届くサービスが充実されています。
また、子供がタブレットで何をどれくらい勉強したのかを保護者が確認できるサービスもあります。
子供にいちいち「勉強したの?」と聞く必要がなく、お互いストレスを感じずにすみます。

タブレット学習のデメリットと解決方法
では、逆にデメリットはどんなところにあるのでしょうか。
1.目の負担
紙の教材と比較してタブレットのほうが目に負担がかかります。
タブレット学習のメリットより眼精疲労のデメリットのほうが大きい場合は、紙教材を選択したほうがいいです。
2.質問サービスがないものがある
タブレット学習教材の中には質問サービスのないものがあります。
反対に質問に応えてくれるものもあるので、各教材の特徴を見極めて申し込む必要があります。
また、塾と併用して解決をはかる方法もあります。
3.自己管理が必要
タブレット学習は人と接することがないため、良くも悪くもプレッシャーがかからず、自己管理ができない中学生は怠けてしまう可能性があります。
解決方法としてはスタディサプリの個別指導塾オンラインのように、週に一回オンラインで担当の先生と会って学ぶタイプをオススメします。
中学生向けタブレット学習教材の選び方
いくつもある学習教材の中でどれを選んでいいのか迷う方もいらっしゃるでのはないでしょうか。
そんな方のために、タブレット学習教材の選び方を書いていきます。
無料体験が一番の近道
タブレット学習教材には、ある程度の期間、無料で学べるものが多くあります。
学習教材を選ぶ上で、やはり何と言っても体験してみることが最も近道となります。
実際の授業を見たり問題を解いたりすることができます。
- 普段の生活でできるかどうか
- 子供の学習レベルに合っているか
- 子供が本当にやるかどうか
などを確かめることができます。
何事も経験することでわかるものです。
そして複数の教材を直接、比べることもできます。
いくつかの中で最もいいと感じたものを選ぶこともできるわけです。
ですので、体験が可能なものはやってみるのが一番の近道です。
学習目的に沿っているか
さまざまな学習教材を見て迷っているうちに、本来の目的を見失わないことも大切です。
何のためにタブレット学習教材をするのかを忘れないようにしましょう。
方向性を間違えるとゴールに到達することはできませんよね。
タブレット学習教材を使用する目的は何でしょうか。
- 受験のためでしょうか。
- 学校の授業の復習でしょうか。
- 苦手教科の克服でしょうか。
- 定期テスト対策でしょうか。
- 入試対策でしょうか。
- 勉強しようとしている教科は何でしょうか。
もちろん、目的はひとつではなく複数にわたる人も多いかもしれません。
もともと何のためにタブレット学習教材を選ぼうとしているのか、ときどき確認しないと当初の目的と違うものを選ぶことにもなりかねないので、当初の目的を見失わないようにしましょう。
保護者の確認機能
あなたのお子さんが放っておいても一人で勉強するタイプでしたら大丈夫です。
しかし、お子さんがちゃんと勉強をしているか心配な感じのタイプでしたら、保護者の確認機能付きものを選ぶといいでしょう。
タブレット型学習教材だと確認ができるものがあります。
各社サービスは異なりますが、学習進捗状況をメールで届けるものやサイトで確認できるもの、チャットでコーチとやり取りをするものもあります。
自分からやる子の場合は必要ないかもしれませんが、ある程度管理しないと机に向かわない子には確認機能があったほうがいいです。
まとめ 比較一覧表
通信教育の名称 | 受講料 | 内容など |
スタサプ中学講座 | 【月額】 (9教科) ¥2,178 | 全国レベルの選りすぐりの講師から神授業が受けられる 授業のわかりやすさNo.1 14日間無料体験可能、14日以内に利用停止すれば料金は一切不要 専用端末は必要なし タブレット、スマホで視聴 保護者あてに学習進捗状況をメールで知らせてくれ、学習時間や講座ごとの正答率が見られる |
Z会通信教育 | 【月額】 (中1の場合) 5教科セット ¥8,115 単科受講 ¥2,023 | 難関校対策に定評、顧客満足度も高い 資料請求をすると、体験見本がもらえる 端末はiPad、またはZ会専用タブレット 専用タブレットは19,800円+月200円(保証サービス料)、セット受講+12カ月一括払いの場合、実質無料 保護者向けに学習状況をZ会学習支援者サイトから確認できる |
すらら | 【月額】 3教科セット ¥8,800 4教科セット ¥8,800 5教科セット ¥10,978 | 勉強に苦手意識がある中学生の切り札 子供と保護者向けのサポートが手厚い 他、入会金として¥7,700(5教科コース)、¥11,000円(3教科コース)が必要。 専用端末は必要なし パソコン、タブレットで視聴 ”すららコーチ”が子供の質問に答えてくれ、保護者への連絡・サポートもある 保護者用管理画面で学習時間やクリアした単元数も確認できる |
スマイルゼミ | 【月額】 (9教科) ¥7,480 | 全国公立中学校の教科書準拠、5教科+実技4教科の計9教科 定期テスト対策、内申書対策に最適、特進クラスで難関校対策も 2週間無料でお試しできる、全額返金保証 他にタブレット代¥10,978+あんしんサポートパック年額¥3,960が必要 保護者あてにスマホで学習状況が確認でき、受験情報などお役立ち情報のお知らせもある |
東進オンライン | 【月額】 ¥3,762~ | 東大現役合格実績日本一の東進の実力講師陣の授業が自宅で受けられる 5教科で、実力養成講座で定期テスト90点以上を目指す 資料請求と10日間の無料体験あり 自宅のパソコン、タブレット、スマホで受講可 英検3級合格を目指す講座もあり |
資料請求・申し込みはこちら
Z会資料請求、体験見本はこちら☞【中学生のためのZ会の通信教育】
すらら無料体験エントリーはこちら☞塾に通わず自宅で学習!自分のペースで学習できる!【すらら】
スマイルゼミ2週間無料お試しはこちら☞◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育
よくある質問
一番安く受講できるのは、どれですか?
スタディサプリ中学講座を12か月一括払いで受講するのが一番安くなります。
1か月あたり1,815円になります。
一番レベルが高いのは、どれですか?
Z会中学生コースです。
Z会はハイレベルな解説、問題演習で定評があります。
Z会の資料請求については別にくわしく書いた記事があるので、興味のある方はご覧ください。

紙教材に比べて、タブレット学習は本当に効果がありますか?
はい、あります。
実は今、通信添削のサービスも紙教材よりタブレットが主流になっています。
その場で自動採点し、リアルタイムでフィードバックされる利点はタブレット学習の特色ならではです。
タブレット学習特有の目の負担を軽くしたいのですが。
確かに長時間タブレットを見ていると、目に負担がかかりますよね。
適度な休憩も必要ですし、ブルーライトカット機能を活用することをおすすめします。
タブレットで遊んでしまいませんか?
ご家庭にあるタブレットだとそうなる可能性もありますね。
そんな場合は、Z会やスマイルゼミのような専用タブレットのあるもので学習することをオススメします。
タブレットを使うと、先生との対話力が育たないのでないですか?
そういうものもあるかもしれませんね。
対話があるほうが向いているタイプもいれば、対話がなく自分のペースでやるほうが向いているタイプもいると思うので、子供によりけりではないでしょうか。
タブレット学習の中にはオンラインで対話しながら学べるものもあるので、それを活用してはいかがでしょうか。
関連記事
















