「高校入試まで、あと〇か月」
「3年生になって、思うように成績が伸びない…」
「なんとか点数をアップしたい」
と悩んでいる受験生もいらっしゃると思います。
そんな悩みを解決する記事を書きました。
私は受験生に国語を教えていた経験があります。
受験指導のプロとしての経験をもとに、実際に市販の漢字ドリルを購入し、高校入試対策のためのオススメ漢字ドリル・問題集をこの記事では紹介していきます。
これをお読みになって、志望校の合格に役立ててもらえるとうれしいです。
受験対策に欠かせない漢字ドリル

受験勉強をする上で、漢字の学習はかならず必要です。
なぜなら、国語の入学試験には漢字の問題がかならず出題されるからです。
漢字の問題に毎日、トライする習慣をつけることが合格に近づきます。
そのために、漢字ドリルを上手に活用することを私は推奨します。
入試対策としての漢字ドリルの選び方とは

高校入試対策を目的とした場合、漢字ドリルはどのように選んだらいいのでしょうか。
一番大切なのは、志望校のレベルに合った学習ができるかどうかです。
難関校を希望しているのに、そのレベルに達していないドリルをやっても意味がありません。
中堅校を目指しているのに、難関校向けの問題をするのは時間をうまく使っているとは言えません。
自分の志望校に合った学習ができるドリル・問題集を選ぶことが大切です。

高校入試のためのおすすめ漢字ドリル
それでは、高校入試のためのオススメ漢字ドリルを紹介していきます。
これを参考にして、あなたの志望校合格に役立ててもらえるとうれしいです。
中学10分間復習ドリル 漢字・語句1~3年
中学の漢字を総まとめするのに、最もまとまった漢字ドリルが『10分間復習ドリル 漢字・語句1~3年』です。
中身は、誰もがイメージする漢字ドリルらしい漢字ドリルです。
オーソドックスな作りゆえに、中学国語のジャンルでは常に売れている=支持されている一冊です。
1ページあたり20問で、全部で70ページあり、計1,400の問題を解くことができます。
『中学10分間復習ドリル漢字・語句』については別にくわしく書いた記事があるので、興味のある方はご覧ください。

『10分間復習ドリル』はベーシックな漢字と語句の学習ができるのが長所ですが、ハイレベルな問題は多くはなく、難関校志望の中学生にはものたりないかもしれません。
難関校を目指す場合は、次に紹介する『ハイクラステスト 漢字・語句』がオススメです。
ハイクラステスト 漢字・語句
『ハイクラステスト 漢字・語句』は過去の高校入試問題を分析し、出題頻度によってレベル別に配列した問題集です。
標準⇒応用⇒難関の三段階で、無理なくトップレベルの学力をつけていく構成です。
『ハイクラステスト漢字・語句』のように、難関校対策までを明確に打ち出している漢字の問題集は非常に少ないです。
漢字・語句の出題数は約2,000語です。
『ハイクラステスト 漢字・語句』については別にくわしく書いた記事があるので、よろしければお読みください。

でる順ターゲット中学漢字・語句・文法
『でる順ターゲット中学漢字・語句・文法』は旺文社が過去の入試問題を分析し、出題される順に配列してある本です。
タイトル通り、入試に出る順番に学習するので、効率のいい勉強ができます。
漢字は1,104語収録されています。
サイズはコンパクトで持ち運びしやすく、ちょっとした合間にも学習できます。
私のGooglepixel6と並べた画像を貼り付けておきます。

付属の赤いシートで、繰り返しチェックすることができます。
難関校向けのページはありません。
難関校以外を志望する中学生にとっては、まとまりの良さや重要度順にしぼったところがメリットになるので、オススメです。
『でる順ターゲット中学漢字・語句・文法』については別にくわしく書いた記事があるので、よろしければお読みください。

漢字・語句3000
『漢字・語句3000』は、入試に必須の漢字・語句~難関校対策まで盛り込まれており、レベル別に効率的な勉強ができるのが特徴です。
入試の直前対策から普段の学習にも使えます。
収録語数はタイトルにもあるように3,000語で、そのうち漢字は2,123語あります。
先ほどの『でる順ターゲット中学漢字・語句・文法』と比べると、収録語数が倍あること、難関校向けの章があるところが大きく違います。
サイズそのものは『でる順ターゲット』とほとんど変わりませんが、厚みは『漢字・語句3000』のほうがあります。

難関校を志望する人やレベル別の漢字学習をしたい人には『漢字・語句3000』がオススメです。
『漢字・語句3000』については別にくわしく書いた記事があるので、興味のある方はご覧ください。

また、『漢字・語句3000』と『でる順ターゲット中学漢字・語句・文法1500』を比較した記事があるので、興味のある方はご覧ください。

まとめ
この記事では、受験生に勉強を教えていた私の経験をもとに、高校入試対策のためのオススメ漢字ドリル・問題集を紹介していきました。
国語の入学試験には漢字の問題がかならず出題されるため、漢字ドリルを上手に活用することを推奨します。
自分の志望校に合った学習ができるドリル・問題集を選ぶことが大切です。
それを踏まえた上でオススメするのが、以下のドリルです。
中学の漢字を総まとめするのに、最もまとまった漢字ドリルが『10分間復習ドリル 漢字・語句1~3年』です。
『ハイクラステスト 漢字・語句』は過去の高校入試問題を分析し、出題頻度によってレベル別に配列した問題集で、難関校対策まで網羅されています。
『でる順ターゲット中学漢字・語句・文法』は旺文社が過去の入試問題を分析し、出題される順に配列してある本で、効率のよい勉強ができます。
『漢字・語句3000』は、入試に必須の漢字・語句~難関校対策まで盛り込まれており、レベル別に効率的な勉強ができるのが特徴です。
よくある質問と答え
中学生にとって漢字学習はなぜ重要ですか?
高校受験において、漢字の勉強は非常に重要とされています。
漢字の勉強にしっかりと取り組むことで、入試の国語の点数を大きく上げられるだけでなく、他の教科の理解度も向上させることができます。
また、漢字の学習を通じて語彙力を鍛えることで、読解問題の点数も上げられるメリットがあります。
漢字問題のような単純な知識問題は、知っていれば確実に得点できるため、国語の試験では非常に重要です。
さらに、漢字が理解できないと新聞やメニュー、道路標識など日常生活に支障が出るほか、学校の授業や教材の理解が困難になり、社会生活に必要な活動も難しくなるため、漢字の勉強は自身の理解力を大きく左右する重要な要素と言えます。
高校受験ではどのくらいの漢字を覚える必要がありますか?
高校受験で必要とされる漢字の数は、小学校で習う漢字1026字と、中学校の3年間で習う漢字1110字を合わせた、合計2136文字が目安となります。
高校入試の国語では、漢字問題がほぼすべての高校で出題されており、その配点は全体の10%~20%であることが多いため、漢字を頑張ることで国語の試験の点数を伸ばすことができます。
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