現役中学生のためのKindle版英単語帳6選

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英単語帳の選び方のコツ

本屋に行けば、英単語に関する本はたくさん並んでいます。

自分に合った英単語帳を選ぶことは何でしょうか?

答えは「自分が単語帳を使って何をしたいのか」という用途に合ったものがあなたのベスト単語帳になります。

例えば、

  • 重要な順番に整理されたリスト型単語帳が欲しい
  • 普段の学習で覚えていくための看護書が欲しい
  • 英語の理解をより深めるための単語帳が欲しい

など様々な自分の目的に合わせて単語帳を選ぶことが大切です。

この記事は英語教室の講師をしていた私が「こんな目的の人には、この単語帳がオススメです」という形でリストアップしたものです。

この記事を参考に単語帳を選んでいただけると幸いです。

Kindle版で学習する場合の注意点

タブレット、スマホなどで勉強すると、非常に目が疲れやすくなります。

デジタルデバイスは発光するので、目の刺激は紙に比べて大変強くなるためです。

まして、スマホの場合は字が非常に小さいです。

実は紙と比較して、パソコン/タブレット/スマホは視点が固定されやすく、子供の斜視が近年増えているのはデジタルデバイスの普及のため、と指摘している医師たちもいます。

日本弱視斜視学会と日本小児眼科学会の総会で「スマホの使用が内斜視に影響」と発表

ですから将来、目の健康が重要視される職業に就きたい人、例えばスポーツ選手やパイロット、ドライバーなどになりたい人にはあまりオススメできません。

ただし、Kindle 端末を使えば目の負担が紙と同じ程度なので、目の健康が気になる方は、そちらをお選びください。

代表的なKindle端末を紹介します。

オススメKindle版英単語帳6選

それでは私が多くの中学生へ英語を教えた経験をもとに、オススメのKindle版単語帳を紹介します。

ちなみにこの記事で登場する単語帳は、すべて音声アプリだったり、ダウンロードできるファイルがあったり、と音声の確認ができるものしかピックアップしていません。

発音に関する不安は無用です。 

また、 収録単語数がわかるよう、タイトルの横に記入しておきました。

それでは、あなたの用途に合った単語帳を選んでみてください。

『高校入試 でる順ターゲット 中学英単語1800』(収録単語数1800)

『でる順ターゲット中学英単語1800』は数ある英単語帳の中でも、大定番といえる本です。

これを購入して、ハズレということはありません。

長年、売れ続けていることがその証明です。

『でる順ターゲット中学英単語1800』の特徴は、

  • 重要度に沿って単語が配列してある
  • 英検にも対応している

この2つが挙げられます。

重要度に沿って単語が配列してある

『でる順ターゲット中学英単語1800』は高校入試に必要な1800の単語を5段階のレベルに分けて、出る順(重要度順)に並べられてあります。

結果、効率的な学習が可能になります。

出る順の5段階の分類を表にすると次のようになります。

レベル単語数志望校
レベル1
レベル2
上位800語公立高校
レベル3上位1100語公立ハイレベル校
レベル4上位1500語私立高校・国立高校
レベル5上位1800語難関校

効率的に単語を学べるのと同時に、志望校にあった学習を選択することができます。

英検にも対応している

この点も英語に強い旺文社ならではの単語帳です。

英検を受ける人にとって、単語のレベルの目安がわかる良い単語帳です。

『でる順ターゲット英単語1800』に単語には、ひとつずつその言葉が英検何級相当にあたるのかが横に書いてあります。

高校入試プラス英検のための単語帳なら『でる順ターゲット中学英語1800』になります。

以上の理由で、英単語帳の購入で失敗したくない方、定番を選びたい方は『高校入試でる順ターゲット中学英語1800』をお勧めします。

ちなみに『でる順ターゲット中学英単語1800』だけにしぼって書いた記事もあります。

興味のある方は、そちらもお読みください。

『でる順ターゲット中学英単語1800』が最も選ばれている理由|英語講師の視点から解説『でる順ターゲット中学英単語1800』が最も選ばれている理由|英語講師の視点から解説

『高校入試ランク順中学英単語1850』 (収録単語数 1850語)

『ランク順中学英単語1850』は、高校入試に出る1850英単語重要度別に分類した単語帳です。

前の『でる順ターゲット中学英単語1800』のライバル的存在で、非常に似たつくりになっています。

なので、こちらを購入しても『でる順ターゲット中学英単語1800』同様、ハズレということはありません。

『ランク順英単語1850』と『でる順ターゲット中学英単語1800』は何が違う?

では、この2冊は何が違うのでしょうか。

『ランク順中学英単語1850』の方が優れているのは次の2点です。

  • 1850語と50語多い
  • 入試に出る確率が表示されている

まず、収録単語数が1850語と50語多い点。

よりレベルの高い高校を目指すのなら、単語数の多い単語帳の方が良いことは言うまでもありません。

そして入試に出る確率が表示されている点。

入試のためだけに単語帳を購入するのなら『ランク順中学英単語1850』が良いでしょう。

標準レベル(~805番)までの単語は右端に入試に出る確率が何パーセントか書いてあります。

非常に基本的な単語(例えば”to”や”come”は入試で平均何回出るかが書かれています。

ただし高得点レベル(806番以降)の単語については確率が低くなるせいか表示されていません。

『ランク順中学英単語1850』が『でる順ターゲット中学英単語1800』劣る点は次の2つです。

  • 英検に対応していない
  • 例文が相対的に少ない

『でる順ターゲット中学英単語1800』には、その単語が英検何級レベルかが表示されていますが、『ランク順中学英単語1850』には英検のレベルは一切書いてありません。

なので、英検を受けるのであれば『出る順ターゲット中学英単語1800』の方がいいです。

英検を受験する予定がない人はこの点は無視しても良いでしょう。

また比較すれば、例文は『ランク順中学英単語1850』の方が数は少ないです。

具体的には『でる順ターゲット中学英単語1800』 の場合、例文が1100位のレベルまで全ての単語に例文があるのに対し、『ランク順中学英単語1850』は600位ぐらいから例文が少なくなり、800位以降は非常に少なくなります(『でる順ターゲット中学英単語1800』も1101位以降はなし)。

暗記するためには例文は非常に大切なので、2冊のどちらかを選ぶ場合、暗記重視の人は『でる順ターゲット中学英単語1800』がいいです。

例文は必要なくて、単語帳はチェック用と考える人は『ランク順中学英単語1850』でもいいでしょう。

まとめ『ランク順中学英単語1850』と『でる順ターゲット中学英単語1800』はどう違うのか

以上まとめると、基本的に似ていて大きな差はありませんが、

  • 例文の数を重視
  • 英検対策を同時にしたい

のでしたら『でる順ターゲット中学英単語1800』が良いでしょう。

  • 単語数は多い方がいい
  • 入試問題に出る確率を知りたい

なら、『ランク順中学英単語1850』が良いでしょう。

『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』 (収録単語数 1500語)

『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』は、じっくり時間をかけて詠嘆を学んでいく人にぴったりの単語帳です。

本書の特徴は 次の2つになります。

  • 好きなところから学習していい気楽さ
  • 英検にも対応

好きなところから学習していい気楽さ

序文にありますが、読書をするように気楽に好きなユニットから勉強しても構わない、とはっきり書いてあります。

『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』はガチガチに高校入試で出る順番に並べられているわけ本ではありません。

本の前半の方が基本的な単語が多いことは当然ですが、本書の作りとしては

  • 基本動詞
  • スポーツ、趣味、食べ物
  • 家族、 学校
  • 身の回りのもの…

というふうに、ユニットごとに英単語は分類されています

学校や塾で学んだ単語を『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』で見て、英文を確認したり、周りの同じカテゴリーの英単語を読むのも非常に良い勉強になります。

イラストも多くあるので、見やすく、記憶にも残りやすいです。

好きなところから学べる気楽さは、案外記憶の点から見ても効率的です。

好奇心で見たものというのは意外と覚えてるものです。

英検にも対応

『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』は英検対策としても使用できます。

表示されている単語が英検何級レベルなのか目安がわかるようにできています。

単語の右横に何級と書いてあります。

本書には英検5級から2級対策とありますが、私が見た感想としては準2級から2級あたりの単語が少ないように感じます。

英検5級から3級を受験する方には非常に良いと思います。

『中学英単語を一つずつわかりやすく』は一見ゆるそうな本ですが、中身の本質は高校入試に必要な英単語をしっかり学べる本です。

単語学習にじっくり取り組みたい方にお勧めです。

『キクタン 中学英単語』 (収録単語数1850語 派生語含む)

キクタン 中学英単語』を一言で表すと、入試に必要な英単語を短期間で覚えることを目的とした英単語教材です。

先に紹介した三つの単語帳は、中学英語に必要な単語をリストアップしまとめることで構成されています。

それはそれでいいのですが、暗記用都市は作られていません。

『キクタン』には「中学3年間―高校入試に必要な単語が絶対に覚えられる一冊です」と書いてあります。

具体的な内容を紹介します。

8週間、56日のスケジュールで覚えるようにプログラム

『キクタン』は書いてある通りにやれば、8週間(56日)で入試に必要な英単語が覚えられるようになっています。

毎日の学習スケジュールが決められているためです。

単語数で言うと、 1日で16語、一週間で112語、8週間で896語、派生語を含めて計1350語を覚えるプログラムです。

きちんとスケジュールが決められているため、 学ぶ側からすると非常に楽です。

学習スタイルを選べる

『キクタン』は三つの学習スタイルがあって、選択できます。

しっかり勉強したい人も、部活で忙しい人も各自にあったスタイルで学習ができます。

三つの学習スタイルとは、表で分類すると、

学習スタイルどんな人に適しているか1日の学習時間
聞くだけモード部活などで忙しい人1分30秒
しっかりモード結構マメな人3分
完璧モード完璧主義者5分

ということになります。

このように学習スタイルが選べるようになっているのは、中学生にとって大変ありがたいことだと思います。

ただ私からすると、本当に1日1分版の学習で16語、56日で896語ちゃんと覚えられるかどうか、疑問が残ります。

1日に5分程度なら、忙しい中学生だとしても時間は捻出できるのではないでしょうか。

本当に英単語を暗記して受験に役立てたいのなら、1日5分程度は英単語学習することをお勧めします。

他にも『キクタン』には全ての単語に例文がついていて、覚えやすく、 用法も分かりやすいです。

英語教育からスタートした出版社、アルクならではの英単語の本と言えます。

重要度順にリストアップした英単語帳ではなく、暗記用の本がほしい方には『キクタン』が一番です。

ちなみに『キクタン中学英単語』については、くわしく書いた記事が別にあるので、興味のある方は、そちらもお読みください。

なぜ『キクタン中学英単語』はラクに暗記できる?口コミも紹介なぜ『キクタン中学英単語』はラクに暗記できる?口コミも紹介

『世界一わかりやすい中学英単語』 (収録単語+熟語数1100語 派生語含む)

中学生の間に大学受験の基礎を作りたい人や将来英語を使いたい人は『世界一わかりやすい中学英単語』を使うことがいいでしょう。

タイトルを見て、難易度が低い単語帳と想像するかもしれませんが、そうではありません。

この「わかりやすい」とは、英語を勉強してきた人でもなかなかわからない英語の根本的な意味を中学生でもわかるように解説している、という意味です。

日本人ではなかなか理解できないネイティブスピーカーの言語感覚を教えてくれます。

例えば”at”の意味の革新は「1点(矢印のイメージ)」だから時刻を表す場合は”at”とか、”in”の意味の革新は「包囲」すっぽり包まれているイメージだから、年号や季節、月を表す場合は”in”だとか。

しかも、ほとんどの単語に例文があります。

例文がないのはチャプター6の「まとめて覚える単語」の名詞のみです。

読んでいて知的好奇心も満たしてくれる本です。

この本で英語の根本的な意味を学んで、その後、『でる順ターゲット中学英単語1800』『ランク順中学英単語1850』で単語をチェックしてくのも良いと思います。

これから先の英語力をつけたいのであれば『世界一わかりやすい中学英『』は外せない本です。

特に、将来英語を使う人には絶対読んでおいてほしいです。

ちなみに『世界一わかりやすい中学英単語』だけにしぼって書かれた記事もあります。

興味のある方は、お読みください。

『世界一わかりやすい中学英単語』で英語に強くなる理由『世界一わかりやすい中学英単語』で英語に強くなる理由

『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』 (収録単語数805語)

英語が得意な人、英語が好きな人に読んで欲しい本が『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』です。

英単語の深い知識を身につけさせてくれます。

「イラストで覚えられる」というタイトルがなんだかレベルが低そうに感じられるかもしれませんが、実際は基本的な英単語の根本的な意味を教えてくれる内容です。

『世界一わかりやすい中学英単語』も同じタイプのいい単語帳ですが、意味の掘り下げ具合は『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』が上です。

英単語の読み物としても本当に面白い本です。

例文は非常に少ないですが、英単語の根本的な意味を知ることであなたの英語力は必ずやついてくでしょう。

よくある質問と答え

中学生が学習するべき英単語の数はどれくらいですか? 

中学生が3年間で学習する英単語は、約1,600〜1,800語とされています。

以前は1,200語でしたが、指導要領の改訂により増えました。

高校受験に必要な英単語は、小学校で習う約600〜700語と合わせると、合計で約2,500語になります。

難関私立高校を目指す場合は、さらに多くの単語を学習する必要があるでしょう。

中学生にとって英単語学習はなぜ重要なのでしょうか?

英単語は英語学習の土台であり、高校受験の合否を左右する重要な要素です。単語力が不足していると、長文読解やリスニングで内容が理解できなかったり、ライティングで表現できなかったりします。

また、長文やリスニングでは、単語の意味を間違えるだけで文章全体の意味が大きく変わることもあります。

中学で学習する英語は、将来学ぶ英語の基礎となるため、しっかりと習得することがその後の英語力向上に繋がります。

まとめ

この記事では、オススメKindle版英単語帳を紹介しました。

選ぶコツは「自分が単語帳を使って何をしたいのか」という用途に合ったものがベストです。

ただし目が疲れやすいため、目の健康が大切な職業を希望するひとは紙の本かKindle端末を使用することを勧めます。

オススメは、

  • 『でる順ターゲット中学英単語1800』
  • 『ランク順中学英単語1850』
  • 『中学英単語をひとつひとつわかりやすく』
  • 『キクタン 中学英単語』
  • 『世界一わかりやすい中学英単語』
  • 『中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本』

の6冊です。

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谷雅人

未就学児、小学生、中学生に、英語・国語・算数(数学)を10年近く指導していました。延べ人数は1,000人以上、勉強がよくできる子から苦手な子まで、さまざまな子たちを相手にしていたので、テストで点数を上げるためのパターンはよく理解しています。今は塾業界とは関係のない仕事をしているので、忌憚なく正直に私の意見(本音)を書いています。

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