「ハイレベル校を目指すのにぴったりの散歩書はないだろうか」
「普通の参考書・問題集ではレベル的にもの足りない」
と感じている人はいませんか?
そんな悩みを解決する記事を書きました。
私は、かつて英語教室で講師をしていました。
中には優秀な生徒もいて、普通の問題ではもの足りないため、特別な課題を出したりしたこともあり、そういった中学生の気持ちはよくわかります。
そんな優秀な中学生に伝えたいのが、長年ハイレベルな指導をしている出版社の参考書で学習する方法です。
Z会の参考書・問題集の特徴と選び方
ハイレベルな学習を求める中学生には、 Z会の参考書がイチオシです。
Z会は、もともと通信添削からスタートし、現在は出版社や進学塾も運営しています。
長年の間、終始ハイレベルな指導をしてきた会社だからです。
Z会の公式サイトでは、実際の合格実績を見ることができます。
Z会の参考書・問題集の特徴は以上でわかるように、ハイレベルな進学先を希望する生徒のために作られています。
ですから、選び方としては難関校を目指す、基礎学力のある中学生が適してます。
Z会の英語の参考書・問題集3選
Z会の中学生向け英語参考書・問題集を3つ紹介します。
3冊目の『塾技63』は発行元が Z会ではなく他の出版社ですが、 Z会進学教室の先生によって書かれたものです。
『速読英単語 中学版』
『速読英単語中学版』の特徴は2点あります。
- 約2300語(派生語を含む)が掲載
- 英単語を文章の中で覚えるスタイル
この2つを説明します。
1つ目『速読英単語中学版』は派生語を含めると、約2300語、掲載されています。
実は、中学生向けの単語帳で2000語を超えるものはまれで、単語数だけでもハイレベルなことがわかります。
ちなみに他社の単語帳は多くても1800語程度です。
単語数だけでも『速読英単語中学版』はトップクラスです。
そして2つ目、『速読英単語中学版』は文章の中で単語を覚えるスタイルなのも大きな特徴です。
英単語を文章で覚えるメリットは、
- 文脈の中の方が単語は覚えやすい
- 単語の生きた使い方が学べる
ことが挙げられます。
そして暗記のため、繰り返し読むうちにタイトル通り”速読”になっていきます。
長文読解にも強くなっていきます。
名古屋の塾の先生が YouTube で『速読英単語中学版』をすすめていて、参考になると思うので、ご覧ください。
この先生が主張する「単語のページは覚えなくていい」については私は疑問に思いますが、『速読英単語中学版』の良さについては参考になると思います。
また『速読英単語中学版』には暗記用の『書き込み式暗記ノート』もあります。
確実に覚えたい人には、こちらもオススメです。
私が少し気になっているのが、 Amazon のレビューの中に「音声が聞こえなかった」 というものがいくつかあったことです。
ただし、私がやってみたところ、 全く問題なく音声が聞けました。
気になる方は本屋さんで『速読英単語 中学版』を手にとって、 QR コードをスマホで読み取り、音声が聞けるか確かめてみるのもいいかもしれません。
ハイレベルな単語帳をお探しでしたら『速読英単語中学版』は相当オススメです。
『中学英文法Fine』
『中学英文法Fine』は難関校受験への足がかりとなる英文法の参考書です。
なぜ、この本が難関校受験の足がかりとなるかというと、ℤ会のデータベースにもとづいて作られているためです。
『中学英文法Fine』は文法の解説より、受験の必須項目をまとめることに重点がおかれています。
読者のレベルは文法の基礎を必要としている人ではなく、ℤ会の高水準についていける人に設定されているためです。
そして、「ℤ会の質問コーナー」では優秀な生徒が疑問に感じるような高水準な質問と答えが書かれています。
各ユニットには確認問題があり、巻末には別冊のチェックテストがあります。
チェックテストは、すべて高校入試問題によって出題されているので、かなりハイレベルです。
『中学英文法Fine』は難関校受験レベルにも対応できる英文法書で、高水準の学習ができます。
『塾技63』
難関校志望者に私がもっともおススメしたい英語の参考書・問題集は『塾で教える高校入試英語 塾技63』です。
理由は、
- 難関校入試対策の例文が厳選されており、解説も的確であること
- 受験テクニックを学んでから入試問題への流れがハイレベル問題集の中で最も優れていること
があげられます。
『塾で教える高校入試英語 塾技63』を一言で表せば、ℤ会のハイレベルな授業が受けられる本です。
実をいうと、英語講師として中学生を教えていた身として『塾技63』を読み「この先生(著者の山本亮二氏)はホントに優秀でいい先生だなぁ」と思いました。
この本は、難関校に合格するための技(重要な部分)を63項目に分けて学習する内容になっています。
まず項目ごとに
- 例題
- 例題の解説+項目のポイント説明(これが難関校対策によくできている!)
- 例題の解答+塾技解説で山本氏の門外不出のテクニック
を順番に学びます。
それから、
- 演習問題
- 入試問題
の順で理解を確認していきます。
これでだけでも問題集としてすごいのですが、巻末のほうに重要例文がまとめられていて、音読による暗唱が推奨されています。
ここまでできれば、もうパーフェクトで、元英語講師として著者には脱帽してしまいました。
本の帯には「学校では教えてくれない技で入試問題を完全攻略!」と書いてあるのは、正にそのとおりだと思います。
確かにこの本をマスターすれば、難関校対策の受験テクニックは、ほぼ完璧だと私は考えます。
実際に『塾技63』を使用した人によるAmazonのレビューを引用します。
子供が60点台だったテストがこれ一冊やったら80点台にあがりました。
ただ、それだけ難しく濃い内容です。
サポートがいるかもしれません。
ですが、ワンランク上を目指す方ならお勧めです。
蛇足ですがアマゾンのレビューは初めてしました。
本当はこういったことはしないのですが
いい本なのにレビューがないので書かせていただきました。
山本先生とこの塾技本を企画出版してくださったことに
感謝の気持ちをこめて。
Amazonのレビューより
私の本の使用前と使用後の偏差値の推移です。
偏差値65→偏差値74
になりました。これとは別に長文の参考書とリスニングの教材を使いました
1回目は例題と解説のみのが入りやすいです。
2周目は慣れてきたら演習問題、さらには激ムズの「入試問題に挑戦」をやりましょう。
3周目からはノートに要点や覚えられなかった語句を書いて覚えましょう。(なぜ3回目からメモるかというと、1,2回目にこれをやってしまうと量が多すぎて無駄に時間を浪費してしまうからです)
まあとにかく良書です。原価以上の価値は間違いなくあると思います!
Amazonのレビューより
ℤ会のハイレベルな受験テクニックを学べるのが『塾技63』です。
なお『塾技63』については、より詳しく書かれた記事があるので、もっと内容を知りたい方は下のリンクからお読みください。
『塾技63』がハイレベル問題対策になる理由 口コミも紹介志望校になんとしてでも合格したい方へ
「志望校にどうしても合格したい」そんな場合は、家庭教師のトライがオススメです。
トライは難関校受験にも対応しています。
そして家庭教師のトライは、オリコン顧客満足度ランキングでも1位を獲得しています。
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トライはプロの家庭教師だけでなく、家庭専任の教育プランナーもいて、入試まで学習のサポート・フォローをしてくれます。
トライは資料請求と学習相談(入会していなくてもOK)ができます。
まずは、資料請求からはじめることをオススメします。
まとめ
この記事では、ℤ会の英語の参考書・問題集がハイレベルな学習をしたい中学生にイチオシな理由について書きました。
長年ハイレベルな指導をしてきたℤ会の参考書・問題集は、基礎学力のある難関校志望者に適しています。
この記事で紹介したℤ会の参考書・問題集です。
Z会中学生向けコースの資料を請求された方に、『中学からの正しい学習法』冊子を差し上げます。
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